組合からの
お知らせ




令和4年3月7日(月)大分県酒造組合2F会議室において、熊本国税局鑑定官室長 本村創 鑑定官室長をお迎えして、令和3酒造年度『大分県新酒(清酒)きき酒会』が開催されました。
【出品点数】
酒 類 点数(内熊本酵母)場 数
大吟醸酒 81点 (53点) 9
純米吟醸酒 6点 ( 1点) 4
純米酒 5点( 0点) 4
山廃純米酒1点( 0点) 1
本醸造酒1点( 0点) 1
普通酒 1点( 0点) 1
合 計 95点(54点) 13場
(前年82点 14場)
【開催目的】
今期中(令和3年10月~令和4年3月)に製造された清酒のうち、蔵元で選別された新酒を一堂に集め、熊本国税局鑑定官、県下酒類鑑評会品質評価員により、その出来栄えを審査し、きき酒及び製造技術の一層の向上を図っています。
【審査員】
熊本国税局鑑定官、大分県産業科学技術センター職員、県下酒類鑑評会品質評価員(業界内酒造従事者)計12名
【きき酒について】
きき酒は審査員12名により、今期製造の清酒の出来栄えを官能審査(味・香等)により3点方式(点数が少ない方が良い評価となります。)で行います。
【本村創 鑑定官室長 講評】
今酒造年度は、年末から年明けにかけては少し寒い気候が続き、2月に入ってからは更に寒い気候となったため、大吟醸を始めとした清酒の製造に適した気候でした。
一方、原料米については、気象条件からの米の溶解予測では早生品種はやや溶けやすく、晩生品種は溶けにくいといった使う米によって正反対の品種となる難しい年となりました。
このような状況でも、これまで各蔵の杜氏や蔵人の方々の培ったノウハウを遺憾なく発揮され大吟や純米は顔織華やかなものから上品でスッキリしたもの、旨味あり飲みごたえのあるもの等すばらしいお酒がそろっていました。