令和4年度大分県本格焼酎きき酒会
令和4年1月24日(火)大分県酒造会館2F大会議室において、熊本国税局鑑定官室 本村鑑定官室長をお迎えして開催されました。
大分県は、麦焼酎製造は全国1位であり、今期中(麦他は令和4年1月以降、芋は令和4年7月以降)に製造された本格焼酎のうち県内蔵元で選別された新酒を一堂に集め、熊本国税局鑑定官、県下酒類鑑評会品質評価員により、その出来栄えを審査し、きき酒及び酒造技術の一層の向上を図っています。
《審査員》
熊本国税局鑑定官、大分県産業科学技術センター職員、業界内酒造従事者(19名・育成枠2名含)
《きき酒について》
きき酒は審査員17名により、今期製造の県産本格焼酎の出来栄えを官能審査(味・香等)により3点方式(点数が少ない方が良い評価となります。)で行いました。
《本村鑑定官室長 講評》
(麦 減圧蒸留)
多様で素晴らしいものが揃っており、軽快で後味がよく、香味の調和のとれたものばかりでした。
(麦 常圧蒸留)
芳醇で重厚な香りや、濃醇な麦の旨味を上手に引きだしたもの、華やかできれいに仕上げたもの等、高品質なものが揃っていました。
(全体)
原料の特性を最大限に表現しており、各社で培われた技術力の高さとたゆまぬ努力の結晶として開花した素晴らしいものでした。